- 2014.12.31 Wednesday
大晦日!
こんにちは。畠山です。
あっという間に大晦日です。なんだが年末感がまるでないまま一年の最後の日。
ようやく昨日仕事を納め、身体が緩みきっています。
いやはや、今年もお世話になりました。
2014年、実に濃厚な一年でした。
劇団としても本公演二本に短編一本。
役者はたくさん外部に関わった年だったように思います。
同時にたくさんの客演さんが、パーソンズの作品に出演してくれました。
多くの方々に支えてもらいながら、縁を運んでもらいながら、
恵まれた環境の中で過ごせたことを心底感謝しています。
じわじわと、今になって、色々と噛み締めているところです。良いことも、悪いことも。
先日結果がわかった若手演出家コンクール、せっかく一次審査でチャンスをもらえたのに、
二次はあっさり敗退して悔しいなあとかも、いまさらになって。
見返したい相手がたくさんいただけに、とても、情けなかったです。
それが原因ではないのですが、脚本を書く、作品をつくる、
団体をまとめるという立場、それらに限界を感じたりもしました。
そんなにでかいキャパないよ!と思い出したり。
私はこのままの私で良いのかな、なんてまるで十代の乙女のように。
でもそんな風に迷ったり打ちのめされたりしているときにいつも助けてくれるのは、
周りの役者やスタッフさんの、公演に対する真摯な姿勢だったと思います。
何度も何気ない一言に救われて、ハッとさせられて、自信をもらって。
そしてなにより、カーテンコールでいただくお客様の暖かい拍手に、
まだ続けたいなあ、と思える自分は、きっとしばらく辞められないんだろうなあと、今は思います。
どの公演も、大変だったししんどかったし寝不足だったし
胃がいつも痛かったしうまくいかなくて死ぬほど腹が立つ日もあったけど、
やっぱりとても大事な我が子でした。
それぞれ深い思い入れがありますが、特に「ハッカドロップ」は、私の転機になる作品でした。
何も賞を取らなくても、どんなに賛否がわかれようとも私がやりたいことはあの芝居に凝縮していたと思います。
芝居って楽しいなあと、純粋に思えたのは学生時代以来でした。幸せな時間だったなあ。
そんな色々をじわじわ、じわじわ。
まだまだ、これからです。
私は無敵になるまで続けます。
これからも劇団パーソンズをどうぞご贔屓に。
みなさま、良いお年を。