- 2013.11.18 Monday
私たちの賞味期限、終幕。
劇団パーソンズ第五回公演「私たちの賞味期限」
無事終幕致しました。
ご来場いただいた皆様、応援してくださった皆様、この公演に携わったすべての方々に感謝を。
小屋入りまでの二ヶ月間、ありとあらゆるトラブルに見舞われ、どうなってんだ!と何度叫び出しそうになったことやら。しかしぐっと飲み込み、全員が堪え忍ぶように慎重な稽古を重ね、良き作品になったと思っています。
「私たちの賞味期限」は、なるべく、ただそこに人間が生活している様を見せることを大切にしました。
漫画家も不倫男も好青年も正義のヒーローも、ただ、人間として生きている。リアルとファンタジーの中間で、なるべく生々しい感情と会話を投げ合うような、今までとは少し違う形態を選びました。
ささやかであればあるほど、ふと生まれるドラマチックな瞬間が生きてくる、そんな作品にしたいと思ったからです。
あまり発散しない芝居だったので、役者は大変苦労したようです。でも確実に成長に繋がりました。
これからも、きっとこんな風に新しいことに挑戦しては壁にぶち当たり、しんどいなあと愚痴りながら進んでいくのだと思います。
嬉しい言葉をたくさんいただきました。厳しい意見もたくさんいただきました。
大切な作品がまたひとつ増えました。
次回はどんなことをやろうか、今からわくわくしています。
改めまして、ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。
これからも劇団パーソンズをどうぞご贔屓に。
代表 畠山由貴
「私たちの賞味期限」拝見致しました。
貴団の芝居を初めて見ましたが、脚本も役者さんもとても良かったです。
とくに細かい演出や、言葉遊び(セリフのやり取り)が素晴らしかったです。
キャスティングも適材適所で、これ以外にない、という感じでした。
強いて不満を書かせていただくとすれば、椅子が堅かったです。